宿番号:332858
源泉かけ流しの湯 御宿さか屋のお知らせ・ブログ
冬の露天【オリオン座風呂】は「当然」ぬるいデス?
更新 : 2008/11/29 23:42
さか屋のポリシーは『加温・加水なし!源泉100%』です。吉奈温泉の本来の温度のまま、加工せずに注ぐことで、温泉本来のミネラルや成分を保持したままお客様に提供できています。
野外において、大きすぎる湯船は当然湯温が下がります。この露天風呂を作った当時は団体旅行時代の始まりの時代。循環・加温して温度を上げるのなんて、当たり前の風潮です。その為循環・加温して温泉成分もスッカスカの「温度だけちょうど良い温泉」に作り上げていた訳。
さて、皆様はどちらが良いですか?
あくまで「源泉100%」に惹かれてきたのだから、充分な温泉成分を持った極上の源泉に浸かりたい。その為には多少温度が下がっても、加温・循環はしないほうが良い。
かたや、
温泉は「熱くなきゃ温泉じゃない!」成分がスカスカでもあくまで自分に心地よく、丁度良い温度で浸かれればそれで満足。自然を曲げてでも心地よい空間を作るべき。
さか屋は前者の立場をとっています。もちろん【オリオン座風呂】以外の湯船は、丁度良い湯温度に調整が出来ています。しかし【オリオン座風呂】ほど大きな表面積を持つ、しかも野外風呂の温度を上げるには、絶対にバンバン沸かさなくてはなりません。
温泉は自然からの授かりものです。その自然を曲げてまで、人間好みに変えようという時代は終わりました。現在さか屋でも「どうやったら湯温が上げられるか?」いろんな工夫を実験中です。しかし日によっては調整しても上手く運ばないことも出てきます。
自然と人間のニーズが合ってないのは【オリオン座風呂】だけですから、
■□■ 寒がりの方はこの露天風呂に入るのを絶対にご遠慮下さい ■□■
「温度が低いとわかっている湯に自ら浸かる→文句を言う」方もおいでですが、それは当館の方針と違う使用方法です。そこには大きな矛盾があるのです。
露天風呂を適温で楽しみたいなら、表面積が少なく、フレッシュな源泉が多めに注がれる貸切露天へどうぞ。「酒樽の湯」もしくは「はなの湯」です。屋根や覆いのある「白藤の湯」も温度が下がりにくくておすすめです。
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