日々、日が長く、高くなってきますね。
太平洋を目の前にすると、海の色も変わってくるのがわかります。
さて、今日は「ところてん」のお話。
御存知無い方のほうが少ないと思います「ところてん」。
子供のころは、酢が好きではなかったのもあり、親が食べるのをみて「味も無いのに、不気味なものを食うな・・・。」なんて思っていました。
薬味は胡麻とねぎ（写真はねぎが入ってませんが・・・）
天草（てんぐさ）が採れるところですと、大抵は地場の「ところてん」があるようです。
高知でも、県西部に区分けされる「久礼（クレ）」が有名。
「ところてん」というと、味付けはやはり三杯酢？それとも黒蜜？
柚子など柑橘系が豊富な高知県では、柚の酢（柚子の果汁）などを使いそうですが、
実は、「鰹だし」で食べられるのが一般的。
県内の食品メーカーが出している「ところてん商品」はほとんどこの「鰹だしのところてん」。
ホテルの会席料理にも夏季に御提供していますが、しっかりとご説明を差し上げないと「普通は三杯酢じゃないの？これ、間違いじゃない???」という声を聞くことになります。
黒蜜や三杯酢もいいですが、高知に来たときには是非「土佐流ところてん」をお試しください。

７月・８月限定で　１階「磯旅」　にてご用意しています。
「ところてん」一人前６５０円（サービス料・消費税含む）