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薔薇が見頃の鎌倉文学館へ♪
更新 : 2017/5/25 14:27
5月まではなかなか暖かくならないなぁ…なんて思っていたのに、桜が咲いてからはあっという間に初夏ですね。
…というより、真夏日も…。暑いです。
もうじき梅雨も訪れますが、ちょっと曇り空だった先週、長谷にある鎌倉文学館に行ってきました。
ただいま、企画で「漱石からの手紙」展を開催中で、漱石からの手紙や漱石への手紙を見ることができます。
メール全盛の今、なんだか新鮮。それにやっぱり手紙っていいですよね。気持ちが伝わりやすいというか、その人の姿が見えてくるような気がします。
…といっても、私の夏目漱石像はよくあるスーツであのお髭のお顔しか浮かばなかったのですが(笑)
そう考えると、ぱっとその人を思い出すときの印象ってかなり大事ですよね。
漱石の時代、まだ新人だった芥川龍之介ともお手紙をやりとりしています。芥川龍之介が当時、すでに偉大だった夏目漱石からお手紙をもらっているのですが、内容は、君たちのような新しいみずみずしい文章に触れるとおおいにこちらも刺激を受ける、といったものもありました。
ここにポイントがあるようでして…。
憧れのヒトからそんな返事が来たらもう! 嬉しいですよね!
また、漱石は筆まめな方で、たくさん書いていますが、会うときはたくさんの中の1人としてしか接する機会がなかったとしても、手紙の中では1対1、尊敬する先生と存分に言葉を交わすことができる、また、返事も来る、というわけでどんどん手紙が増えていくという流れになっていくようです。
こんなに手紙が残っているのも、その人にとってはかけがえのない宝物だったからなのでしょうね。
と、文学館の庭は今、薔薇が見頃を迎えています。様々な種類の薔薇が咲き、甘い香りがたちこめていました。
薔薇の種類はたくさんありますが、「カマクラ」と名の付く薔薇があるのはご存じですか? よかったら、探してみてくださいね。
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