宿番号:334063
湯元こんぴら温泉華の湯紅梅亭のお知らせ・ブログ
☆紅梅亭・ぶらりん一人旅〜10☆
更新 : 2010/11/13 14:16
最近は、お花を生けに、よく客室階を行ったり来たりしています。
そこで、こんな「書」を見つけ、ふと立ち止まってしまいました。
白梅は 紅梅に寄り
紅梅は 白梅に添い
相照 双映
いよいよ白く
いよいよ紅く
パソコンで書いてしまうと、味気ないですが
この言葉には、この筆がすごく合ってるように思います。
素人の個人的な意見ですが…。
実は、桜の花か梅の花かと言われると
あの淡い、白に近いようなピンクの桜が好きでした。
蕾も良し、咲いても良し、散る姿も良し。
でも、「梅」も素敵かも。
一見、同じように見える梅の花。
でも、個々に色があり、寄り添うことで、
白梅は紅梅を引き立たせ、紅梅も白梅を引き立たせる。
一つ一つが自らの美しさを主張するより
お互いが一歩歩み寄ることで、さらに美しさを増す。
花も同じ、人も同じ。
…この書、持って帰りたいなぁ
※7階エレベータ前に飾ってありますので
お泊りの際は、ぜひこの書の前でボーっとしてみてください。
紅梅亭おさんぽ隊長 吉井