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四国八十八ヶ所霊場 第77番札所【道隆寺】
更新 : 2022/1/11 18:17
本日は多度津町にある四国八十八ヶ所霊場第77番札所「道隆寺」をご紹介いたします。
「道隆寺」は仁王門をくぐるとブロンズの観音様がずらりと並んで迎えてくれます。創建ころのこの付近一帯は広大な桑園で、絹の生産地だったようです。縁起によると和銅5年この地方の領主、和気道隆公が桑の大木を切り、小さな薬師如来像を彫像し、草堂を建てたのが寺の初めと言われています。道隆公は周囲5メートル近い桑の大木が夜ごと妖しい光を放っているのを観た。この光を怪しみ矢を射ると女の悲鳴があり、乳母が倒れて死んでいた。嘆き悲しんだ道隆公はその桑の木で仏像を彫り、草堂に安置して供養されたそうです。
大同2年(807)道隆公の子、朝祐公は唐から帰朝した弘法大師に懇願し、弘法大師自ら90センチほどの薬師如来像を彫像、その胎内に乳・道隆公の像を納めて本尊とした。
朝祐公は大師から授戒をうけて第2世住職となり、先祖伝来の財産を寺の造営にあてて七堂伽藍を建立、寺名は創建した父の名から「道隆寺」と号した。第3世は弘法大師の実弟にあたる真雅僧正(法光大師)が嗣いで二十三坊を建立、第4世の円珍(智証大師)は五大明王、聖観世菩薩像を彫造して護摩堂を建立、次の第5世聖宝(理源大師)の代には「宝祚祈願所」となっている。高僧が相次いで寺勢は栄えたが、貞元年間(976〜78)の大地震による堂塔の倒壊や、康平3年(1060)の兵火、また「天正の兵火」に遭うなど興亡をくり返しながらも、法灯を守り続けています。
現在、手水舎で羽子板や猫の置物を使用し華やかな「花手水」がお楽しみいただけます。
※1月30日まで手水舎にて「#七ヶ所まいり花めぐり」を開催されております。
手水舎近くでも花が咲いて“花めぐり”を盛り上げているようでした。
ぜひ四国八十八ヶ所霊場 第77番札所「道隆寺」へご参拝ください。
四国八十八ヶ所霊場 道隆寺
(ホテルから車で約25分)
第77番札所
宗派 真言宗醍醐派
本尊 薬師如来
〒764-0022 香川県仲多度郡多度津町北鴨1丁目3番30号
電話:0877-32-3577
当館では心も身体もあたたまる温泉と美食でくつろぎの休日を過ごしませんか。
新型コロナウイルス感染拡大予防対策を徹底して皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
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