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冬眠中の熊はおしっこをしなくても平気?
更新 : 2014/1/16 17:45
熊の冬眠は、三ヶ月間にも及び、
その間はもちろん飲まず食わず。
しかし、実りの多い秋のうちに果実や木の実、
魚、昆虫までモリモリと食べ、皮下脂肪にして蓄えておきます。
皮下脂肪は冬眠中、中枢神経を刺激する役目も果たし、
熊をウトウトと眠らせるそうです。
冬眠中は排泄も一切無し。
飲まず食わずだからそれでいいのだろうというのは理由になりません。
もし、三ヶ月も血液中の尿素を排出しなかったら、体中がむくんでしまうはずです。
実は冬眠中の熊の体内には、
尿素の生成を抑える物質クレアチニンができるそうです。
これが血液中で増加し、尿素の増加を最小限に食い止めるため、
おしっこの素が体中にまわって尿毒症になることもなく、
熊は安心して冬眠していられるそうです。
生物の生態って良くできてますね。