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宿番号:334295

全館畳敷きの宿 癒しのひと時をお過ごし下さい

ハイクラス

天童温泉
JR天童駅より車5分送迎有(要予約)。山形北ICより国道13号経由約15分。仙台から国道48号経由で約1時間。

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    全館畳敷きへの想い

    更新 : 2025/9/5 12:23

    畳は日本で生まれ育ち、発展してきた固有の文化です。古くは奈良時代の「古事記」に畳の記述はあり、今日まで、畳文化は引き継がれています。

    最初はござのようなものを重ね、寝具としていましたが、平安時代になると、畳は上流階級における権力の象徴へ。「置き畳」のようなものを必要な場所に置いたり、部屋の一部に畳を敷いていたようです。畳縁もまた、位によって使用できる素材や柄が定められていました。

    その後、室町時代から安土桃山時代にかけての茶道の発展により、日本建築が大きく変化します。茶室や四畳半という概念が生まれ、畳は部屋全体に敷き詰める様式になりました。合わせて日本人は正座をするようになりました。つまり畳が「正座」という座り方を確立させたのです。茶道のほかにも書道、華道、柔道など、日本に根づく「道」がつくものはすべて畳と深いかかわりが。畳が日本人の精神をつくり上げた基盤と考えられます。

    しかし近年、畳が日本人の生活から縁遠くなっています。外国と同じような暮らしは便利ですが、日本人なら、畳の上で過ごす穏やかな時間も忘れたくありません。い草の青々とした香り、足を乗せたときの優しい風合い。だれもが感じる一種の懐かしさはつまり、日本らしさ、なのでしょうか。時代を経てその形や様式は変わっていますが、いつでも、敷いているのは「ニッポンの心」なのです。

    空間、料理、おもてなし。美しい日本の四季を隅々に取り入れて、楽しむことができるのが旅館です。そして日本の伝統や文化が凝縮されているのも旅館。一歩足を踏み入れると、初めて訪れたとしても、どこか懐かしく、心落ち着く特別感に包まれるでしょう。

    天童木工の家具が映える畳のロビー。館内は日本庭園を取り囲む回廊の造りとなっており、いたるところで庭園を眺める事が出来ます。素足や靴下のまま畳の感触を味わい、寛ぎのひとときをお過ごし下さい。

    館内各所に配置された天童木工。是非お気に入りの空間を見つけてくださいませ。

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