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三井ガーデンホテル金沢のお知らせ・ブログ
兼六園の雪吊り
更新 : 2023/11/17 12:25
11月に入り、クリスマスツリーやイルミネーションが飾られ始めた金沢市内ですが、
兼六園では今年も冬に向けて「雪吊り」の作業が始まりました。
雪吊りとは、雪の重みで樹木の枝が折れないように縄や針金を使って吊り、補強をすることです。
樹木の中心に立てた芯柱から縄を放射状に枝にかけ、つぼめた傘のように仕上げるかたちは、
「りんご吊り」といわれる独特の技法です。
毎年11/1から開始されるこの作業ですが、園内約800か所を超える樹木を有する兼六園では、
樹齢およそ180年とされる「唐崎松」(からさきのまつ)の作業を皮切りに12月中旬頃まで
雪吊り作業が行われます。
日中の天気の良い日には庭師が柱の上から縄を投げ作業を行う姿が見れるので、
是非この機会に生で職人の技をご覧ください。
期間限定で夜間にライトアップが行われている兼六園では、入場料無料で園内を見学することが
できます。日中とはまた違った幻想的な雰囲気になり、ライトに照らされ水面に映る紅葉と
「金色の雪吊り」は見所です。
また、金沢城公園でも現在チームラボとのコラボによる光のアートイベントも行われているので、
一日の最後まで金沢観光をお楽しみいただけます!
この時期ならではの風景を見に、日中だけでなく夜間も足を運んでみてはいかがでしょうか。
「画像提供:ほっと石川旅ネット」