宿番号:334419
三井ガーデンホテル金沢のお知らせ・ブログ
金沢冬の2大風物詩
更新 : 2025/2/28 7:29
皆様こんにちは。
厳しい寒さが続き、雪が降り積もる日もでてまいりました。
しかし、金沢ではそんな寒い冬だからこそ伝統や文化に触れていただける行事が2つあります。
1つ目は長町武家屋敷界隈で行われる「薦(こも)掛け」です。
薦掛けとは、雪の水分による土塀の損傷や、付着した積雪による土剥がれを防ぐことを目的として行われる行事です。
高さ95センチ、幅3.6メートルの薦は職人さんの手でひとつひとつ手作りで作られており、取り付けも手作業で行っているそうです。
藁でできたあたたかそうな薦をまとっている様子は見ているこちらも温かい気持ちにしてくれます。
雪が降り積り、白く化粧をした薦が並んでいる景色は、普段の街並みとは違った趣があり金沢の冬を感じていただくことができます。
2つ目は金沢市の至る所で行われている「雪吊り」です。
雪吊りとは雪の重みで枝が折れないように、樹木を縄や針金で吊り上げて補強する目的があり、11月1日に兼六園・唐崎松を皮切りに金沢の至る所で作業が行われます。
雪吊りをした樹木に白い雪が降り積もる様子は大変美しく、冬の金沢観光をより一層楽しんでいただけると思います。
そんな雪吊りは当ホテル1階の「能加万菜 万庭」の中庭でもご覧いただけます。
ご朝食に金沢のおばんざいを色鮮やかな九谷焼の食器でお召し上がりいただきながら、
冬の金沢の風情ある文化を感じていただくことができます。
ぜひ当ホテルへお越しの際は1階「能加万菜 万庭」もご利用くださいませ!
薦掛けと雪吊りは3月末までご覧いただけます。