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ホテル法華クラブ札幌のお知らせ・ブログ
初夏のローズガーデン
更新 : 2025/6/30 14:01
こんにちは。いつもホテル法華クラブ札幌の宿ログをご覧いただきましてありがとうございます。
札幌で見られるバラの名所といえば何処にあるでしょうか。
実は、札幌中心部に位置する大通公園ですが、観光スポットから少し外れた最西端(西12丁目)まで進むと、落ち着いた雰囲気のバラの庭園があります。
毎年6月にはバラフェスタも開催され、バラの説明会やドライフラワー作り等のワークショップもあり賑わっています☆
今年は6月14日〜15日に開催されましたが、当日は行くことができなかったため、ちょうど開催前日に覗いてきた現地の様子・写真をお届けします。
バラの品種は約60種類、1400株!開花状況はほぼ満開で、一眼レフを持って熱心に観察する方もちらほら、なかなか盛り上がっていました!
たまたま、イヌ&飼い主さんの団体がいらっしゃいましたが、バラに囲まれた10匹位の白いワンちゃん達の記念撮影も見ることができ、これも絶景でした☆
行儀良く横並びでおすわりしており、名前を呼ばれながらみんな頑張ってじっとしてました(^^)とてつもなく可愛かったです!
イベントは終了してしまいましたが、バラの見頃は遅咲きのものも含めて10月頃まで楽しめますので、お立ち寄りの際はお好きな薔薇を見つけてみてはいかがでしょうか。
そして、大通公園は色々なデザインの噴水もあるのですが、西12丁目にある噴水はバラの風景にぴったりな一際ロマンチックなデザイン☆
【番外編】
ところで、噴水を眺めていると思い浮かぶ曲はありますか?
最後に、暑い夏におすすめのきっと涼しくなれる一曲をご紹介します。
『水の戯れ』(ラヴェル作曲)
もしかすると、CMで使われる冒頭をご存知の方も多いかもしれません。
『ボレロ』で有名なラヴェルが26歳の時に作曲した初期の傑作です!
この曲のすごい所は、ピアノの音で「水」そのものをとことん表現しようとする試み、聴けば本当に涼しくなれるような繊細な水の粒を感じられることです!
しかし当時は『白鳥」で有名な作曲家、サン=サーンス等に酷評を受けたそうです(*_*)
当時のフランスは芸術の転換期にあり、絵画では「印象派」と呼ばれるモネやルノワールが活躍し作風が自由になっていきました。
そして、音楽でも不協和音が使われ始めたり、形式にとらわれずふんわりと情景をほのめかすような音楽や、色彩的な響きに焦点を当てられるようになりました。
そこで誕生した『水の戯れ』は、印象主義の可能性を大きく切り開いた革新的な作品でした!
激しいアルペジオ、繊細なトレモロ(同音連打)、黒鍵のグリッサンド(滑らせるように弾く奏法)などがふんだんに使われ、静かな水から噴水の様に躍動する自由自在な水のきらめきを表現しています♪
↑(画像は西12丁目の噴水♪)
楽譜もとても面白いですよ(^^)
leger plus aerien 軽く、もっと空気のように・・・!等
ユニークな指示が随所に散りばめられています(*’▽’)
極限まで追求される水へのアプローチ!
少々脱線しましたが、お立ち寄りの方は是非噴水を眺めて涼みつつ、バラの庭園をご一緒にお楽しみください。
★本日のご紹介★
@サンクガーデン大通公園西12丁目 (地下鉄西11丁目駅より徒歩1分)
A『Jeux d'eau』/Maurice Ravel 水の戯れ/モーリス・ラヴェル/1901年
↑ ハニーパフューム
↑ モナリザ
色合いが絵画のようですね。
↑ アーティックブルー
昨年は花を咲かせず植栽しており、2年越しの見事な咲き様!!
↑ つる フラウ カール ドルシュキ
真っ白で美しい王道のつるバラ♪ まるで壁紙のような写真映えスポットです!
↑ ホットココア
なんとなく伝わってきます…。
↑ 宴(UTAGE)
活きが良く躍動感のあるバラですね!