宿番号:334773
和歌(うた)の宿 わかまつやのお知らせ・ブログ
蔵王温泉 斎藤茂吉歌碑めぐり その10
更新 : 2018/12/17 14:31
ひむがしの蔵王の山は見つれども
きのふもけふも雲さだめなき
(ひんがしのざおうおのやまはみつれども
きのうもきょうもくもさだめなき)
出典 石泉(昭和6年) 場所 おおみや旅館
蔵王温泉の老舗旅館、おおみや旅館さんの前にある歌碑です。最近足湯もできました。歌碑のある場所から当館をご覧いただくこともできますよ。
ひむがしの(東の)蔵王、とありますが、西の月山羽黒山湯殿山に比して東、ということなのでしょうか。不勉強でわかりません。
山の天候は変わりやすいですが、それと同じように蔵王の山を眺める茂吉の心にも様々な思いが去来したことでしょう。人生の不条理などを感じていたのでしょうか。蔵王の山を見たときの心の状態によって、山から感じる印象も異なるに違いありません。蔵王の山は人の心を映し出す鏡のようなものなのでしょうね。だからこそ、茂吉も蔵王の山に惹きつけられたのかもしれません。
関連する周辺観光情報
関連する宿泊プラン