宿番号:335220
丹後七姫★静御前
更新 : 2012/1/22 21:03
源義経の寵愛を一身に受けた美しい白拍子の静御前は、磯(現在の京丹後市網野町磯)で禅師の娘として生まれたとされます。
父の死後、母とともに都へ上り、白拍子(舞姫)となりました。
静は、舞う姿を源義経に見初められ、義経の愛妾となりました。しかし義経と兄・頼朝とが対立し、義経は都を追われ、静との間に生まれた子どもも殺されてしまいます。
悲しみにくれ、故郷の磯に戻った静御前は、二十余歳の若さでこの世を去りました。
静の死を悼んだ村人達は、静神社を建立し、彼女の御霊を慰めることにしたとの事です。
義経への愛を貫いた静の気丈さ。それをはぐくんだ故郷・磯には、静御前をまつる静神社が悲恋の面影を残すかのようにひっそりとたたずんでいます。また、周辺には静の庵跡に建つ静御前生誕の地の碑、義経が船を着けたと言われている入艘の浜と沖の飛び岩があります。
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