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ホテル龍名館東京のお知らせ・ブログ
ホテル龍名館東京の館内デザイン
更新 : 2021/2/23 15:49
「歴史をデザインする」ホテル龍名館東京のコンセプトとは
つらい時期を耐え忍べばいずれ幸せな時期がやってくるということのたとえに「冬来たりなば春遠からじ」という言葉がありますが、ここ最近は厳しい寒さも幾分和らぎ、日中は春の陽気も感じられるようになりました。
ホテル龍名館東京のデザインコンセプトは「東洋と西洋の融合」です。
日本らしさを残しながらも新たな時代を切り開くホテルとして2009年6月に開業いたしました。
館内デザインには、主な実績としてイギリス・ロンドンのShangri-La Hotel, At The Shard, London、中国・北京のCHINA WORLD TRADE CENTER(中国国際貿易センター)、横浜のホテルニューグランドなどのデザイナーのジョー・リベラ氏を迎え、日本らしさを感じながらも洗練された新しい雰囲気を味わうことのできる空間を実現いたしました。
またホテル龍名館東京は、1899年の創業より120年余り受け継いできた歴史への想いも込められた空間でもあり、様々な場所に龍名館の歴史を表現しています。
スイートルーム「桜」、和洋室「松」、「桐」、「蘭」、「藤」の計5室は、昭和38(1963)年から平成19(2007)年3月まで営業していたホテル龍名館東京の前身であるホテル八重洲龍名館の客室名を引き継いでいます。
また、和洋室の客室内にはホテル八重洲龍名館時代の和室で使用していた「鴨居(かもい)」を用いたアートワークも設置しています。時代を生き、多くのお客様に出会ってきたこの「鴨居」は、21世紀になった今もなお輝き続けています。
さらに、客室のルームキーに描かれている青いラインは、昭和2(1927)年から昭和50(1975)年の改装を迎えるまで、現在の神田にあたる地で営業をしていた木造の龍名館本店で使用されていた障子の木枠がモチーフになっています。
龍名館のこれまでの歴史と次の時代に向けての新しい要素を掛け合わせ、これからの時流に沿ったホテルを目指してまいります。
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