地震発生が発生して間もない頃、避難されてご利用されたお客様より嬉しいお便りを頂戴しましたのでご紹介させていただきます。

旦那マン
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御礼

この度は、被災者受け入れで高齢の両親がお世話になり、誠にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。

福島市に在住しておりますが、地震恐怖症で軽い認知症の母は、地震後の片付けが終わる頃から毎日の余震に怯えるようになり、目に見えて元気がなくなりました。動脈瘤の手術をした父も、食料買出しやガソリン確保で疲労が溜まり、娘の私も避難所の手伝いや職場勤務で、家の事は十分に出来ない状態でした。

原発問題や強い余震が続く中、両親の精神的肉体的負担軽減の為に長期滞在を予約しました。もし何かあった時には、私も両親の元へ避難出来ると考えました。
お陰様で私は安心して仕事をすることが出来ました。

旅館滞在中は、買物の為に車を出してくださったりと、皆様にはそれは親身で温かな対応をして頂いたと申しておりました。お部屋や料理も素晴らしく、とても心が休まったようです。

また帰る際には、高速バスの予約センターに電話が全くつながらない中、旅館の方々が全て手配してくださったとの事。感謝の言葉もありません。本当にありがとうございました。
お陰様で、元気になって戻って来ました。

原発問題も長期化しており、薬の確保や通院の為に帰宅しましたが、秋には紅葉を見にもう一度泊まりに行きたい！と両親は申しております。
私も是非、泊まりに行きたいです！

福島は、地震・津波・原発とこれからもまだまだ大変です。
皆様の応援とご支援をよろしくお願い申し上げます。
私達も「今、自分に出来ること」をしながら、毎日元気に生活して行きたいと思っております。
…秋には、両親を連れて泊まりに行ける事を楽しみにしております。

本当にお世話になり、ありがとうございました。

（福島県・男性）