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弥彦温泉 四季の宿 みのやのお知らせ・ブログ
新潟・燕三条のスゴイを発見 その1 玉川堂の鎚起銅器
更新 : 2017/7/10 12:41
弥彦温泉の玄関口となる燕三条エリアといえば、金属加工技術の街として有名ですよね。
特に洋食器の全国シェアは90%を占め、その高い技術力はワールドワイドに知られ、ノーベル賞授賞式の晩餐会でも燕産のカトラリーが使用されています。
また、金属加工の最終工程である鏡面磨きは、アップル社のiPodの背面のツルピカ部分にも用いられているんです!
最近、こうした素晴らしい技術を間近にみなさんに見ていただこうと、工場を公開するところが増え、産業観光の街として注目を集めています。新潟が誇る素晴らしき匠の技もご紹介していきたいと思います。
さてその第一弾は、みのやの「にいがた地酒の宿プラン」でコラボさせていただいている、鎚起銅器の玉川堂(ぎょくせんどう)さんです!
鎚起(ついき)とは、鎚(つち)で打ち起こすという意味で、平らな銅板を鎚で何百回と打っては、焼きなまして打ち縮める鍛金技法を駆使したもので、伝統工芸品に指定されています。中でも優れた品質と美しいなデザインで知られる玉川堂は、創業201年を数える老舗です。
商品は茶器・酒器がメインで、他に花器やワインクーラーなども。ぐい飲み1万1000円〜。
燕三条エリアでいち早く工業見学を始めた玉川堂。見学者は5年前には年間約700名。昨年は5500名を数え、うち400名が外国人だと言いますから、産業観光の街としての知名度が飛躍的に上がっていることがわかります。
例えばお茶托も、工程や仕上げの違いでこんなに表情が異なります。
「伝統工芸品とはいえ、現代のテーブルの上で使えなければ意味がない」というポリシーのもとで生み出される商品は、毎日のように使ってこそ本当の良さがわかるものばかり。「用の美」を求める方には是非ともオススメしたい逸品です。
何気ない湯沸かしですが、見学を終えて工程を知ると、ものすごくカッコよく見えてきます。
ここで気になるのはやはりその使い心地。とっても興味あるけれど、実際どんな感じなの? という方にご利用いただきたいのが「にいがた地酒の宿プラン」。夕食時に玉川堂さんの酒器で新潟の地酒を楽しむことができるんです。
鎚起銅器に興味をお持ちになった方は、ぜひ「にいがた地酒の宿プラン」をご利用ください。実際に使ってその使い心地に惚れ込み、翌日は玉川堂さんに見学に行ってさらに想いを深めるという旅程、自信を持ってオススメします。
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