はやる心を抑えつつ、木々の間の小道を順路通りに進んでいきますと、
ありました！日本庭園！なんでも「城郭を思わせる石垣の構えと中央の池に張り出た水舞台を意匠のモチーフにして構成された池泉回遊式の庭」だそうですよ。
ここは京都ですか・・・！？とか思ってしまうほど、もう流れている空気が澄み切っていて、なんだか自然と厳かな気持ちになる風景です。これは期待以上です。池のまわりの見事な赤に染まったもみじを眺めながら、あづまやの中でししおどしの音に耳を傾けるという贅沢。ああ、ここに住みたい・・・と後ろ髪を引かれつつも、他３都市の庭園も見学してまいりましたよ。

札幌の姉妹都市、中国の瀋陽、ドイツのミュンヘン、アメリカのポートランドの代表的な庭園を造園のプロ達がそれぞれ設計したものなので、見ごたえはどれも充分でした。
瀋陽の瀋芳園。滝の音が涼しげです。
ミュンヘンのムンヒェナーガーデン。ホームパーティーできそうです。
最後が、ポートランドガーデン。まだまだいろんな色の花が咲いていて、いちばんカラフルなお庭でした。

このように公園内をくまなく散策して（他に温室もあったのですが、そこは割愛させていただきました・・・）約２時間要しました。万歩計をつけて歩いてみたら、結構感動的な数字が出てきたかもというぐらい歩き、綺麗な花と、芸術的な庭園を見ることができ、心身共に健やかな休日を過ごせました。魅力がちゃんと皆様に伝わっていればいいのですが・・・。けれど、せっかくなので、やっぱりシンボルである百合の花に埋め尽くされた景色も見たいですよね、てことで、また次の夏がめぐってきましたら、お弁当でも持って（作りませんけどね）再度訪れてみたいところです★