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【北海道の炭酸飲料と言えば・・・】ガラナをご紹介!
更新 : 2010/5/14 16:06
みなさんどうも、イトウでございます。
今回は北海道の定番飲料「ガラナ」の豆知識です。
「ガラナ」という飲み物、知ってますか?
こんなことを聞くと道民の皆様からは
「あたりまえだろ。」
と一喝されてしまいそうですが、対して本州ではあまりお目にかかれません。
(本州を旅行した際も見かけませんでした。)
私も子供のころから結構好きで、よく飲んでいたほうだと思います。
道民にとってはありふれた飲み物であり、馴染み深い愛着ある飲料と言えるでしょうね。
コーラやラムネなどの炭酸飲料に比べるとマイナーですが、あの独特な香り(薬のような?)から、根強いファンがいるのもまた事実です。道内で売られているガラナは、たくさんのメーカーから出されていますが、株式会社小原の「コアップガラナ」やキリンビバレッジの「キリンガラナ」なんかはどのお店でもよく見かけます。
「ガラナ」って何?
といいますと、これは遥か地球の裏側ブラジル・アマゾン原産の木の実で、現地では古くから不老長寿の薬として重宝されてきたそうです。そんなありがたい木の実から抽出したエキスを炭酸と合わせたものがガラナ飲料なのです。当然ながら産地のブラジルではガラナ飲料が非常に盛んで、粉状のものがそのまま売られているそうですよ。
なぜ北海道限定?
ガラナに共通する事として言えるのが、パッケージに、「北海道限定販売」と文字が入っている事です。どうして北海道はガラナ王国なのか?
じつは、見た目のそっくりな「コーラ」との深い関係から始まります。
日本でガラナ飲料の生産が始まったのは昭和中期頃で、当時はまだ「コーラ」は市場に出回っていませんでした。いつしか来るであろう「コーラ」の輸入解禁に備え「コーラ」に対抗して作られたのが、「ガラナ飲料」だったのです。
その後コーラが日本に上陸し、全国的に愛好者を続出させながらも、北海道はコーラの普及が遅かったために既にガラナ飲料が定着、そうした過去の歴史の流れから今日の「ガラナの聖地」に至るそうです。
道民が愛して止まないこの「ガラナ」ですが、酸味と香りが絶妙で何かにたとえる事が難しい魅惑の味です。
ラーメン、ジンギスカンもいいですが、気軽に一本ガラナもおすすめですよ。(おみやげとしてもおすすめ。)
ホテル1階コンビニエンスストア「サンクス」でも販売しております。
みなさんどうぞお試しあれ。