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さざれ石
更新 : 2018/6/27 2:37
こんにちは シュウジです。
現在ロシアでサッカーのW杯が
行われており、連日好ゲームが繰り広げられています。
そんな中、日本代表も開幕前までは
監督交代や戦術の見直し等で、3連敗もあり得るかもと
かなり不安視されていましたが、
いざ本番を迎えると、強敵コロンビアには「サランスクの奇跡」といわれ、
鹿児島出身の大迫選手の決勝ゴールで、W杯で初の南米勢に勝利し、
先日のセネガル戦でも速さと高さのあるアフリカ勢の身体能力に屈せず、
組織力による展開により逆転されても追い付く粘り強さで
引き分けに持ち込み、ここまで2戦を終えての素晴らしい戦いぶりは
日本中も手の平を返したような興奮に包まれています。
そこで試合前には各国国家斉唱があり
もちろん日本の国歌「君が代」も流れているのですが、
まずは歌詞を下に記載します。
君が代は千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔のむすまで
日本人であれば、必ず耳にしている「君が代」ですが
この歌詞に述べられている「さざれ石」とは
どんな石かという事が今回のテーマです。
(前置きが長くなりました。)
まず、さざれ石を漢字で書くと「細石」となるそうで、
もともとは小さな石のことを指しています。
君が代に登場してくる「さざれ石」とは岐阜県春日村にある
天然記念物の石であり今も実在しています。
そして巌となったさざれ石は全国各地に存在しており、
いずれも神聖な力によって出来上がったものとして
神社などにまつられており、画像は霧島神宮にあるさざれ石です。
国歌に唄われている「さざれ石」とは細石と書くぐらい小さな石です。
小さな石は私たち一人一人の事。
その小さな石が思いを一つに国を愛し、もっともっと良くしていかなければと
願う尊い思いが長年かかって集まってきて巌となります。
国を愛する人たちが力を合わせて巌のような大きな力になると、
出来ないと思われたこともできると信じて名付けたそうです。
こうして聞くと、今まさに国歌に述べられている思いが、
サッカー日本代表と繋がっているように感じます。
国民の思いをひとつにして、次のポーランド戦も勝利を願いつつ
決勝トーナメントの舞台に立ち上がって欲しいです。
頑張れ!ニッポン!
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