摂田屋散策記その7 秋山孝ポスター美術館
更新 : 2015/7/15 15:37
摂田屋散策記その7
今回は秋山孝ポスター美術館をご紹介します。
秋山孝さんは長岡市摂田屋生まれのグラフィック・デザイナー。
こちらの美術館は世界的にも珍しいポスター専門の美術館です。
現在は神秘「メタファー」展を開催中です。
メタファーとは隠喩(いんゆ)や暗喩(あんゆ)を意味し、
「声なき声を聴く」「見えないものを見る」とも
言い換えることができます。
絵のテーマは戦争から自然保護、災害、愛犬、
または秋山孝氏の愛する地元、摂田屋までさまざま。
かわいらしく派手でポップな色使いと
秘められた奥深いテーマが見る人を魅了します。
特に印象に残ったのが
氏が描いた地元、摂田屋のポスターでした。
レトロな醸造の街並みが、氏の視点から見ると
超モダンな街並みに見えてしまうから不思議です。
「声なき声を聴く」「見えないものを見る」のが
本当の芸術家なんだなぁとそのクリエイティビティに驚くばかりでした。
私も立場こそ違えど、そういう風にありたいものだなぁと感じました。
皆さんも摂田屋を訪れた際にはぜひ
こちらの美術館で秋山孝さんのクリエイティブな魂に触れてみて下さい。
合言葉は「考えるな。感じろ。」(ブルース・リーの名言)です。
秋山孝ポスター美術館
〒940-1106 新潟県長岡市宮内2-10-8/TEL : 0258-39-1233
宮内駅から徒歩約5分。 入場無料。