【長岡の神社仏閣シリーズ55】長福寺
更新 : 2016/3/8 20:31
第55回目は長岡駅から柏崎方面に10キロほど、宮本地区にある「長福寺(ちょうふくじ)」をご紹介します。創建は慶長年間と伝えられる400年を超す真宗大谷派の古刹です。
雪国のお寺は、冬には「雪囲い」と言って建物や木々をまもる覆いを設置するのですが、この長福寺のある宮本地区もかなりの降雪量があることから頑丈な雪囲いをしております。このような時期には本堂にも庫裡から入るのでしょうか、本堂前は立ち入れないくらいの雪が残っております。
それでもまだ今年は非常に雪が少なかった方ですので、平年並みの降雪があるとさぞかし大変なことと思われます。このように雪と共に生きていく姿を感じることもお寺巡りの楽しみでもあります。
山門は江戸時代の建築と伝えられ国指定の登録有形文化財に、また本堂は県の登録有形文化財と、一見の価値ありです。
新潟県長岡市宮本東方町1592(長岡駅よりバスで約25分、「稲場」バス停徒歩約4分)