長岡のシンボル〜長生橋〜
更新 : 2021/6/10 11:02
初夏らしくなってきた最近の長岡です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
皆様は長岡のシンボルといえば何を思い浮かべますか?
おそらく地元の方の多くは「長生橋」と答えると思います。
現在の長生橋は3代目で竣工から84年。
洪水や空襲といった幾多の苦難から多くの命を救ってきました。
長生橋を車で渡ると揺れることに驚きます。
これはわざと揺らして力を逃がし安全を確保する作りになっていて
現在では珍しいゲルバー橋というタイプの橋なのだそうです。
また長岡花火では長生橋の美しさを生かしたナイアガラが有名です。
ナイアガラの考案者である伝説の花火師、嘉瀬誠次さんは
橋に火をつけるなど言語道断と国からの猛反対にあいながら
苦労の末説得に成功し、やっとの思いでナイアガラを打ち上げたそうです。
三尺玉とナイアガラで照らしだされる長生橋の美しさは圧巻で
長生橋を長岡のシンボルたらしめている所以です。
現在、長岡市では新型コロナ特別警報が解除されましたが
シンボルである長生橋を赤くライトアップして警戒を呼びかけています。
地元民の私も赤い長生橋というのは初めて見ました。
いつもはクリーム色の長生橋が妖しく赤い光を放っているのは
違和感があり改めて大変な状況なんだなと感じました。
この赤い長生橋が見れるのは今月いっぱいだそうです。
これも長生橋の長い歴史の一つとして記憶にとどめておこうと思いました。
早く感染症が収束し、いつもの長生橋に戻ることを心から願っています。
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