今月の館内エレベーター前ご案内【トビシマカンゾウ】
更新 : 2025/5/4 11:31
トビシマカンゾウはニッコウキスゲが
海辺の環境に適応し進化した高山植物で
佐渡島と山形県飛島のみに生息しています。
山形県飛島にて発見されたことが名前の由来で
海辺の断崖が主な生息地です。
特に佐渡の大野亀周辺は日本随一の群落で
見ごろを迎える5月下旬から6月上旬には
鮮やかな黄色い花を咲かせ佐渡に初夏の訪れを告げます。
かつては島中に生息していたトビシマカンゾウですが現在は数が減り
佐渡島、飛島、そして中間にある粟島の3島で
交流・保全活動が行われています。
昨年7月には佐渡金山が世界遺産に登録され、観光客で盛り上がる佐渡島。
様々な佐渡の文化や歴史と共に、トビシマカンゾウの美しい風景も
ご覧になられてはいかがでしょうか?