宿番号:336916
塩の湯 笑顔で若返る 新安比温泉 静流閣のお知らせ・ブログ
あしろりんどうの魅力再発見
更新 : 2012/11/21 15:52
身も心もミネラルでミラクルになりたいひでこ女将です。
日本一の生産を誇るあしろりんどうですが昨日はシーズンを締めくくる振興大会をしていただきました。今回は大会の前にオランダ最高峰の農業学校との提携校FRORENS collegeの校長先生である藤井和子先生と花道家の大久保有加先生がこの日のためにわざわざ東京からきてくださり、感激の素晴らしいデモンストレーションをしてくださいました。
りんどうってこんなに素晴らしい花なんだと感嘆せずにはいられない素敵さです。
トークをしながら藤井先生は花男子(日本の花の需要が増えるには男の人が女の人にもっと気軽にお花をおくることなそうです)に次々にその人のイメージに合った花束をつくっていきます。
投げ込みで行ける大久保先生の作品も本当に素敵です
りんどう農家の皆さんも自分たちのお花がこんな風になることに驚きの声をあげていました
実は前の晩、生産者の若い方や農協の方たちと先生方と少しお話をさせていただきましたがその中で「りんどうは今までは横からみているお花だけど上から見るのがいいのよ」とおっしゃっていましたがこれがそのことかと思った小さなアレンジメント。かわいいですよね
「すてるところはひとつもありません」といっていただき目からうろこです
そしてトークの中でお二人の先生が昨年夏の10年に一度のオランダで行われた
フローリーアードでの多くの花の中でのりんどうが多くのひとたちをひきつけた数々のエピソードを話していただきました。どんなにか生産農家のみなさんの自信と励みになったことでしょう
大会での藤井先生のスピーチ中に「これほど生産農家さん・運送・市場・流通が一体となっているところはありません!」と力強くいっていただき部外者の私でさえ感動しました
そして私は少し反省して気づきました。
朝から、時には寝るひまもなく生産・出荷に追われる農家さんに会うと利益がたくさんでるといいなと思って「今年はどうでしたか?」と値段や作柄のことをつい聞いていたけれど【報われるのはお金だけではないんだ】ということだったんだということです。
国内はもとより世界に通じるもはやブランドになったあしろりんどうを苦労してつくってもらっていることの感謝をもつことができました。
ここのりんどう農家さんは若い後継者がとても多く、りんどうの魅力の発信を国内にとどまらず一生懸命やっています。
関連する周辺観光情報