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古事記の神話【イザナキとイザナミ】第一章:天地初発
更新 : 2012/3/5 13:06
この世界に、天と地が初めてあらわれた時、天にある高天原という場所に、
アメノミナカヌシ神
(アメノミナカヌシ神は、『古事記』では「天之御中主神」。
『日本書紀』では「天御中主尊」と表記し、
第一段の第四の一書に登場します)
タカミムスヒ神
(タカミムスヒ神は、『古事記』では「高御産巣日神」。
『日本書紀』では「高皇産霊尊」と表記し、
第一段の第四の一書に登場します)
カミムスヒ神(カミムスヒ神は、『古事記』では「神産巣日神」。
御子にオオクニヌシ神と国作りをするスクナビコナ神がいます。
『日本書紀』では「神皇産霊尊」と表記し、
第一段の第四の一書に登場します)
の三柱(神々は「一柱、二柱、三柱」と数えます。
背景には神が巨木に降り立つ、という信仰があると考える説があります)
の神々が生まれました。
この三柱の神々はひとり神(『古事記』では「ひとり神」は
性別が記されていません。
男女に分かれる前の神と考えられ、男女の対の神が現れる前の神で、
婚姻を行うことがなく、姿を隠して現さない神のことだと考える説があります)
でしたので、姿を隠してしまいました。
あらわれたばかりの大地は、まだ出来たばかりで、
海を漂うクラゲのように、ゆらゆらと漂っていました。
その時、葦(あし)がピンと芽吹くような、
新芽が萌える活き活きとした生命力によって、
ウマシアシカビヒコジ神( ウマシアシカビヒコジ神は、『古事記』では
「宇摩志阿斯訶備比古遅神」。『日本書紀』では「可美葦牙彦舅尊」と表記し、
第一段の第二・第三・第六の一書に登場します)
とアメノトコタチ神(アメノトコタチ神は、『古事記』では「天之常立神」)
が生まれましたが、この神々もまたひとり神でしたので
身を隠してしまいました。
この五柱の神々は天地の源となる特別な神々です。
『島根県』『玉造温泉』『山陰・縁結び』
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