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【イザナキとイザナミ】第一章:天地初発・其の弐
更新 : 2012/3/5 16:25
次にクニノトコタチ神(『古事記』では「国之常立神」。
『日本書紀』では「国常立尊」、またの名を「国底立尊」と表記し、
第一段の本文・第一・第二・第三・第四・第五・第六の一書に登場します)
トヨクモノ神(『古事記』では「豊雲野神」。
『日本書紀』では「豊斟渟尊」と表記し、第一段の本文に登場します)
が生まれましたが、この神々もまたひとり神でしたので、身を隠してしまいました。
次に男女対の神々が次々に生まれました。
ウヒヂニ神(『古事記』では「宇比地邇神」。
『日本書紀』では「埿土煑尊」と表記し、第二段の本文に登場します)
とスヒチニ神(『古事記』では「須比智邇神」。
『日本書紀』では「沙土煑尊」と表記し、第二段の本文に登場します)
の二神、次にツノグヒ神(『古事記』では「活杙神」。
『日本書紀』では「活樴尊」と表記し、第三段の第一の一書に登場します。
第三段の本文に登場せず「神世七代」に数えられていません)
とイクグヒ神(『古事記』では「活杙神」。
『日本書紀』では「活樴尊」と表記し、第三段の第一の一書に登場します。
第三段の本文に登場せず「神世七代」に数えられていません)の二神、
次にオホトノヂ神(『古事記』では「意富斗能地神」。
『日本書紀』、では「大戸之道尊(大戸之辺)」と表記し、第二段の本文に登場します)
とオホトノベ神(『古事記』では「大斗乃弁神」。
『日本書紀』では「大苫辺尊」と表記し、第二の本文に登場します)の二神、
次にオモダル神(『古事記』では「於母陀流神」。
『日本書紀』では「面足尊」と表記します)と
アヤカシコネ神(『古事記』では「阿夜訶志古泥神」。
『日本書紀』では「惶根尊」と表記し、第二段の本文に登場します)の二神、
そして、ついに、イザナキ神(『古事記』では「伊耶那岐神」。
『日本書紀』では「伊弉冉尊」と表記し、第二段本文に登場します)と
イザナミ神(『古事記』では「伊耶那美神」。
『日本書紀』では「伊弉冉尊」と表記し、第二段本文に登場します)
七代十神が、天の高天原に生まれました。
イザナキ神とイザナミ神は、クニノトコタチ神から数えて七代目、
ウヒヂニ神とスヒチニ神の男女二神から数えて五代目に生まれた神です。