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出雲・玉造温泉 白石家のお知らせ・ブログ
古事記の神話:アマテラスとスサノオA
更新 : 2012/3/17 20:22
<第一章>うけい:後編
こうして、二神はそれぞれ、
天の安の河をはさんでうけいを行うことにしました。
まずアマテラス大神は、スサノオ神の腰に下げている十拳剣を貰い受けると、
三段に折って、天の真名井で振りすすぐと、噛みに噛んで、狭霧を吹き出し、
神を生みました。
その狭霧に誕生した神は、ダギリヒメ、イチキシマヒメ、タキツヒメの三女神。
今度は、スサノオ神がアマテラス大神の左右のみづら・頭・
両手首に巻いていた玉飾りを貰い受けて、天の真名井で振りすすぎ、
噛みに噛んで、狭霧を吹き出し、神を生みました。
狭霧に誕生した神は、アメノオシホミミ、アメノホヒ、アマツヒコネ、
イクツヒコネ、クマノクスビの五男神。
そこでアマテラス大神は、スサノオ神に
「この後から生まれた五柱の男子は、私の持ち物から生まれたので、
我が子である。先に生まれた三柱の女子は、
おまえの持ち物から生まれたので、おまえの子である。」
と、おっしゃいました。
『島根県』『玉造温泉』『山陰・縁結び』