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宿番号:337138

【ご縁に結ばれて創業300年】9年連続中四国地区No1受賞旅館

ハイクラス

玉造温泉
JR玉造温泉駅より車約7分(駅まで無料送迎有り)高速バス無料送迎有り。山陰自動車道玉造ICより車で10分

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  • 古事記の神話:アマテラスとスサノオC

    更新 : 2012/3/18 11:17


    <第二章>天の石屋:後編

    また天の香山(かぐやま)の雄鹿の肩をそっくり抜き取って、

    天の香山のニカワ桜を取ってきて、火のついたニカワ桜の木の枝で

    雄鹿の骨を焼いて占いをさせました。

    天の香山の生い茂った榊を根こそぎ掘り出してきて、

    その榊の上の枝には勾玉を数多く連ねた長い長い玉飾りをかけさせ、

    中の枝にはに大きな鏡を取りかけてさせ、下の枝には白い布と青い布をかけさせて、

    石戸の前でお祝いの言葉を申し上げさせ、

    アメノタジカラオ神を戸の脇に隠れて立たせました。

    アメノウズメ神は天の香山の天の日陰蔓をたすきにして、

    蔓草を頭の飾りにして、笹を手に持って伏せた桶の上に立つと、

    桶を踏みならして、音楽にあわせておどりました。

    神懸かりしたアメノウズメ神は、我を忘れ、胸を露出させ、

    裳の緒がをホトまでおし垂らして懸命におどりました。

    そして、八百万の神々は、高天原が鳴り響くほど、

    いっせいに笑いました。

    それを聞いたアマテラス大神は不思議に思って、天の石屋の戸を細く開け、

    石屋の内側からたずねました。

    「私がこもっているので、 天は自ずと暗く、葦原中国も全て暗いだろう。

    どういう理由で、アメノウズメは舞い歌い、八百万の神たちは笑っているのか。」

    アメノウズメ神は答えて言いました。

    「あなた様よりも高貴な神がおいでになるので、喜び笑って舞い歌っているのです。」

    そういう間に、差し出された鏡を見たアマテラス大神は、

    ますます不思議なことだと思って、鏡をのぞき込もうとして、戸から少し出ると、

    アメノタジカラオ神が、アマテラス大神の手をとって天の石屋から引き出しました。

    こうして高天原と葦原中国は、再び照り明るくなったのでした。






    『島根県』『玉造温泉』『山陰・縁結び』

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