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宿番号:337435

明治17年創業、あわら温泉と共に歩む−。洗練された大人の湯宿。

ハイクラス

あわら温泉
JR芦原温泉駅より車で約10分(送迎有・要予約)/北陸自動車道金津ICより車で約15分/小松空港より車で約60分

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    老舗旅館!?

    更新 : 2012/3/7 12:07

    先日、お客様に老舗旅館とういうカテゴリー?で「つるや」を表現されました。
    お客様はお褒めの念を込めておっしゃっていただいているので、非常に有難いことと思っております。

    いわゆる老舗旅館でも、例えば粟津温泉の法師旅館などは1300年46代目としてギネスにも載っているようなところから、つるやのように130年5代目くらいのまだまだ赤ちゃんのようなところまで、様々です。

    ただ昨今は老舗といわれる旅館が非常に苦戦して倒産が相次いでいるのも事実です。
    湯涌温泉の白雲楼ホテル・山代温泉のホテル百万石や白銀屋・湯西川温泉の伴久ホテルなど、みな天皇陛下がお泊まりになったり、テレビドラマのロケ等でも使用されたりの超老舗旅館です。

    なぜ老舗旅館が厳しい状況になったかと言えば、一言「老舗というブランドにあぐらをかいていた」ということにつきると思います。
    商売の基本は、お客様の立場に立った、お客様目線の、といういわゆる消費者ニーズに合った商品・サービス作りです。
    経営者が代々旅館を営むうちに、そういう基本を忘れたのか、もしくは消費者ニーズが日々変化することに気づかなかったのか・・・。
    世襲の会社はどこもそうでしょうが、跡継ぎが都会の大学を卒業してすぐに自分の親の会社に入り、しかも専務や常務やとホイホイとされていたんでは仕方ないかもしれませんが・・・。

    つるやも例に漏れず、決して順風満帆ではありません。
    小さな旅館ですから私たち経営するものの趣味や好みが非常に色濃く旅館に反映されます。
    そういう意味では私たちがお客様の立場の視線でもう一度つるやを問いただしてみることも大切かなと思います。

    頑固に守っていくべき部分は守り、日々変化しなければならない部分は大胆に変化し、常に社会の変化に対応できうる旅館でありたいと思います。
    世の中がつるやのような旅館を必要としなくなるまでは・・・。

    ただし、インターネットやスマホなどにはほとほと手を焼いて居りますので、新しい人材を捜さなくてはと思っている昨今です(笑)

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