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割烹旅館 越前満月のお知らせ・ブログ
匠の技にふれよう!福井が誇る伝統工芸品
更新 : 2014/4/5 17:30
本日は福井の伝統工芸品をご紹介いたします♪
■越前和紙
【越前和紙の里】
高級手すき和紙の産地である越前市今立地区。「越前和紙の里」には、越前和紙の関係資料を数多く展示した「紙の文化博物館」や、紙すきが体験できる「パピルス館」などがあり、和紙の里にふさわしい風情を醸し出しております。
■越前漆器
起源は古く、6世紀にまで遡ると伝えられている越前漆器。第26代継体天皇が幼少の頃の御冠の塗り替えを、河和田の郷の塗師に命じ、手塗の黒塗の食器を献上。その光沢の見事さに深く感銘され奨励されたのが越前漆器の始まりと伝えられております。
■越前焼
越前焼は日本六古窯の一つに数えられ、その歴史は古く、今から約800年前平安末期に遡ります。現在200基以上の古窯が発見されており、平安時代末期から鎌倉、室町、江戸時代にかけて、これら大規模な古窯では、かめ・壷・すり鉢・舟徳利・おはぐろ壷等日用雑器が焼かれていたとされます。
■越前打刃物
1337年に京都の刀匠・千代鶴国安が刀剣製作に適した地を求め、今の越前市に来住し、近郷の農民のために鎌を作ったことから始まったといわれている「越前打刃物」。江戸時代には福井藩の保護政策により、販路も全国に拡大されました。
■越前箪笥
『越前箪笥』の始まりは、江戸時代後期頃。無垢材を使用し、釘を使わないほぞ接ぎ技術を用い、表面は漆塗り、飾り金具は越前打刃物技術で作られた鉄製のものを使用しているのが特徴で、平成25年12月に経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定されました。
■若狭塗
国内生産塗箸の80%以上を占める若狭塗箸。江戸初期、小浜の豪商が国外から入手した漆塗盆を、漆塗職人・松浦三十郎が模して作ったのが始まりとされております。その後、藩主の手厚い保護のもと卵殻金銀箔塗押の技法が完成し、若狭塗と命名されました。
■若狭めのう細工
奈良時代に玉を信仰する鰐族(わにぞく)が若狭に来て玉をつくることを仕事としたのが始まりといわれております。一時期は衰退したが、享保年間に若狭の高山喜兵衛が、奉公中に玉造りの技を習得し、帰郷後に再興されました。
伝統工芸品づくり体験やご購入に
是非、福井にお立ち寄りくださいませ。
『工芸品の体験情報』
http://www.fuku-e.com/020_experience/index.php?proc=l
『福井の伝統工芸品』
http://www.fuku-e.com/240_special/1403/