大湯間歇泉
更新 : 2012/7/14 11:52
およそ1250年前の天平宝字(755〜765年)頃、海中に湧く熱湯によって魚類が焼け死に、漁民達が甚大な被害を被ったのを助けようと、箱根権現の万巻上人が祈願によって泉脈を海中から山里へ移したのが熱海温泉の始まりとされています。
熱海温泉を愛し、最も熱海の発展に寄与した一人が徳川幕府初代将軍・徳川家康公。
京都で病気療養中の吉川広家の見舞いに、京都に近い「有馬の湯」ではなく「熱海の湯」を運ばせました。
この元祖「温泉宅配便」は後に「御汲湯(おくみゆ)」として歴代徳川将軍に継承されています。
現在でも約90度と非常に高温の大湯です。「熱海よいとこ日の丸たてて 御本丸へとお湯が行く」という唄が生まれました。
その後、享保11年から19年までには約3640樽送ったと伝えられています。
大湯間歇泉には、1800年代半ばに熱海の地を訪れた外交官オールコックと愛犬トビーの物語もあります。噴出した熱湯で火傷を負い死んでしまった愛犬トビーを熱海の人々が手厚く弔い、感激したオールコックは帰国後に・・・っと、続きは大湯間歇泉にて♪
運が良ければ、噴出す源泉と、天高く昇る蒸気をご覧いただけるかも知れません。
でも火傷しないようにご注意を!
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