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伊豆長岡温泉 ホテル天坊のお知らせ・ブログ
江戸時代から伝わる思い「つるし雛」ご存知ですか?
更新 : 2016/10/29 16:24
こんにちは、今日はどんより曇り空の伊豆長岡です。
今日は一足・二足位早い(*_*;と感じるかもしれませんが、伊豆に昔から伝わる「つるし雛」をご紹介致します。
つるし雛が始まったのは、江戸時代といわれています。その頃、特別裕福ではない一般のお家では、雛人形はとても高価なもので、なかなか手に入らないものでした。しかし生まれてきた子供の幸せを願う気持ちはみんな一緒。「衣食住に困らないように」との願いを込めて 家族や、親戚、近所の人たちが、少しずつ布の切れ端でお人形を作って持ち寄り飾られたことが、「つるし飾り」の始まりといわれ、子や孫の成長を願うやさしい暖かい心を込めた風習として、現在も大切にされています。
みんなの想いをいっぱい詰め込んで作られたのが「つるしびな」赤ちゃんの大事なお守りとして静岡県では「雛のつるし飾り」、福岡県では「さげもん」、山形県では「傘福」と呼ばれ、親しまれているそうです。
昨年、世界遺産に登録された韮山反射炉では毎年たくさんの吊るし雛が楽しめる展示会が開催されます。是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
展示場所:蔵屋鳴沢・特別展示場(つるし飾り雛反射炉館)
静岡県伊豆の国市中272-1
展示期間:2016年11月1日〜2017年4月20日)
見学時間:午前9時30分〜午後4時30分
入場料:無料
今回の展示数は約500本とのこと!地元韮山の女性グループ「和布遊半(わふゆうはん)」の皆さんが一年かけて制作されたものです。ひとつひとつに意味があるお人形、販売もありますので是非お出かけになってみて下さい☆
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