7月の京都は祇園祭り一色です。
町中でコンコンチキチンの音が聞こえ出し提灯が飾られます。
祇園祭は、大阪の天神祭、東京の神田祭とともに日本三大祭に数えられる八坂神社のおまつりです。巨大な「山鉾(やまほこ)」は、京都の夏の風物詩といえます。
その『祇園祭』ですが、前祭りと後祭りとがあるのをご存知でしょうか？
前祭では、周辺が歩行者天国となり、たくさんの屋台の他に「動く美術館」とも称される、華麗なる23基の山と鉾が都大路を突き進む圧巻の姿がみれます。でそして、各山鉾が巡行順を記したくじを奉公役に確認してもらう「くじ改め」や、交差点で巨大な山鉾の向きを90度変える「辻回し」など見どころが盛りだくさんでした！
後祭りでは、屋台や歩行者天国はなくなりますが、豪華絢爛な11基の山と鉾が都大路を突き進み、煌びやかな懸装品、豪快な"辻回し"など見どころたっぷりとんり、あらためて、その伝統文化の素晴らしさを祭礼に携わる人々の思い、平安を願う人々の思いが伝わります。
山鉾巡行は終わりましたが、後祭りは現在開催中なので、ぜひご覧になってみてください。