北海道博物館見学シリーズラストです。
これまでに北海道の歴史、暮らしを色々と学んできましたが、最後は自然豊かな北海道とはきってもきれない野生動物たちの世界をお勉強です。
北海道の森、山の中には蝦夷鹿やヒグマ、キツネ、野うさぎ、エゾリスなど様々な野生動物が暮らしています。海の中にも、道産子の食卓に欠かせない鮭や帆立、鰊、蟹など北海道ならではの水生生物がいるほか、大きなシャチやトドなんかも住んでいます。
自然豊かな北海道では、これらの動物たちと共存していくことが私達の生活を守っていくために必要なことだと思います。便利さだけを考えた自然破壊をすることで、動物たちが住む環境が悪くなり、本来彼らが食べていたものが消滅し、最終的には人々に危害が・・・。なんてことも。

こちらのコーナーでは動物たちの食物連鎖を学びながら、北海道の自然を守っていく必要性が学べるのではないでしょうか。一見、展示室の装飾が可愛らしく「北海道にいる動物だ！」なんて思ってしまうのですが、よくよく内容を読んでいると身近な自然・北海道の観光資源の可能性についてなど色々と考えさせられる内容になっています。

北海道の「今」と「昔」、そしてこれからを学びにぜひ北海道博物館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。道外や海外から来られる札幌案内のひとつにも大変おすすめの場所です。


【ホテルからのアクセス】
北海道博物館
https://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/
北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
徒歩 約45分／車 約10分／バス　新札幌駅から「開拓の村」行き乗車、「北海道博物館」下車すぐ　約15分