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福井の夏の風物詩「半夏生鯖」を食べよう!
更新 : 2017/6/30 0:16
みなさん、福井で7月2日は何の日か分かりますか?
7月2日から5日間を半夏生(はんげしょう)と言います。
この半夏生とは雑節の一つで、正確には夏至から数えて11日目の
7月2日頃から七夕頃までの期間を半夏生と言われています。
今では、夏至や七夕に比べあまり耳にすることがありませんが、
昔は農家にとって作業時期の一つの目安として、活用されていたようです。
土用の丑にはウナギを食べ、冬至にはかぼちゃを食べるように、
この半夏生の日に福井県大野市ではあるものを食べる
習慣があるのですが、それはいったい何だと思いますか?
正解は焼き鯖です!!
半夏生に食べる鯖を半夏生鯖(はんげしょうさば)と呼ばれています。
福井は何かと鯖との縁が深いところで、
鯖江という地名や、鯖街道と呼ばれる道があったり、
焼き鯖寿司が名物だったりと、鯖が街中にあふれています♪
今では食卓にのぼることも一般的な魚ですが、
江戸時代の大野とってはなかなかのごちそうだったようです。
大野を治めるお殿様が田植え作業が終わる半夏生のころに
鯖を食べることを推奨したことからこの習慣が始まったといわれています。
この期間中は普段ガスの火で焼く魚屋の鯖が、
炭焼きになるお店があったりと、特別な期間。
おいしい鯖を食べて、暑い夏を乗り切りましょう☆
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