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【まとめ】 那須に伝わる九尾の狐伝説(前編)
カテゴリ:お得情報 2011年9月29日(木)〜
更新 : 2011/9/29 19:06
これは那須高原に伝わる、昔々のお話です。
…平安時代末期(1130年頃)、
白面金毛九尾の狐(はくめんきんもうきゅうびのきつね)は
玉藻前(たまものまえ)として人間に姿を変え、
齢18にして宮中に仕え、
やがては鳥羽上皇に仕える女官となりました。
玉藻前はその才能と美貌、優しさから、
次第に鳥羽上皇の寵愛を受けるようになり、
上皇と契りを結ぶまでになりました。
しかしその頃から、
上皇は次第に病に伏せるようになり、
天皇家お抱えの医者をもってしても
その原因を解明することはできませんでした。
しかし、陰陽師・安倍泰成(あべのやすなり)によって
その病が玉藻前が原因である事が突き止められ、
正体を暴露された玉藻前は、
白面金毛九尾の狐の姿に戻り、宮中を逃れて、
その行方を暗ましておりました。
数年後、彼女は下野国・那須に現れ、
婦女子や旅人を誘拐し喰い殺すなどの暴行を働いておりました。
那須野(現在の栃木県那須郡周辺)で
人さらいなどの事件が相次いで起きているという噂は
すぐに宮中へと伝わり、
鳥羽上皇は白面金毛九尾の狐の討伐を命令したのでした。
…後編へと続く!
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