「和の旅館で、ジャンルを超えた美味しさを」

旅館の食事と言えば和食――そんなイメージを一歩超えたおもてなしが、ここにはあります。2024年現在、料理長はキャリアのスタートから一貫して中華料理専門、セカンドシェフはイタリアンで腕を磨いた実力派。それぞれの得意分野を活かしつつ、ジャンルにとらわれない「美味しいもの」を追求しています。

そのベースにあるのは、何よりも「素材の力を最大限に引き出す」ことへのこだわり。一つ一つの食材が持つ本来の美味しさを大切にしながら、丁寧に手づくりされた料理が並びます。

例えば、中華料理の技法を取り入れた刺身のソースや古典的な味わいのエビチリ、イタリアンの技が光る玉ねぎのポタージュや岩魚をアクアパッツァ仕立てでお届けすることも。そして既に20年以上お出ししている「合鴨のスモーク（自家製燻製）」は、スモークチップにこだわった変わらぬ味・・・。最後のデザートは日本の伝統的な美味しさ・楽しさでお届けなどなど。

まるで旅するようなコース料理は、食べる人を驚かせ、笑顔にします。「お部屋でゆったりと、特別な食のひとときを過ごしていただきたい」という想いから、 お食事はプライベートな空間でお楽しみいただける部屋食でご提供（ご利用の人数によって食事処の場合もございます）。温かい料理ができたての状態でお部屋に届き、周りを気にせず、心ゆくまで味わえる時間をお届けします。

小さな旅館だからこその、家庭的な温かさが感じられる食事のひとときを、ぜひご堪能ください。和の温泉旅館という空間でありながら、和食にとどまらず、多彩なジャンルの美味しさを楽しめる――それが私たちのこだわり。部屋食という贅沢なひとときとともに、他にはない特別な食の体験をお楽しみください。