大変申し上げ難いことなのですが・・・謹んでご案内させていただきます。当館は、2003年12月の第2期改修工事完了以来、現在の料金で皆様にご利用いただいてまいりました。

しかし昨今の燃料費・材料費など、諸々の値上げに伴ない、今年の7月18日（金）より、宿泊料にサービス料の５％を加え、頂戴させて頂きたく、ご案内をさせていただきます。皆様に更なるご負担をお掛けいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

実は、この「サービス料5％をいただく」という形の値上げに決まるまで、様々な検討を重ねました。これは、私たちキャストの中で、


「（一泊二食という商品が全く変わらないのに）ただ『値上げします』とお願いして、お客様にご納得いただけるのだろうか？」


という疑問が、非常に大きかったのです。燃料や材料の値上げによって、宿泊料金を上げる、ということは、もはや致し方ないにしても・・・。

そしてキャストミーティングを、通算にして10時間以上重ねた結果、


「何も変えずに『単に宿泊料金を値上げ』でなく、『サービス料をいただく』という考え方で、値上げさせていただこう」


という結論に至りました。新たな緊張感で仕事に取り組みたいと思っております。

また具体的な宿泊料金は、7月18日以降、非常に半端な数字になってしまいます。例えば7月19日の土曜日にAタイプで２名様ですと、お一人様のご宿泊料金は、￥18,672（※）となってしまいます。

「サービス料を5％いただくにしても、この機会に、数字を丸く（＝￥18,700みたいに）しては、どうだろうか？」とも考えました。だってお伝えする数字が、あまりにも半端で、料金を聞いたお客さまにしてみれば「何万何千・・・72円？」みたいに、逆に混乱を感じさせてしまうのでは？と思ったのです・・・。

でも、たとえ数字が半端になっても、やはり正確に係数（5％）を掛けた金額をいただくことにしよう、ということに決めさせていただきました。

これは、完全に感覚的にものですが、この方が「誠実なのではないか？」と判断したから。

ですから、7月18日以降は、ホントにホントに半端な宿泊料金になってしまいますことを、ご理解下さい・・・ m(_ _)m

（※宿泊料￥18,672＝入湯税150円＋元値16,800円×サービス料1.05×消費税1.05という訳で、この場合の純粋な宿泊料の金額は、16,800円となります）