前の記事の天婦羅屋台を見ていて思い出したのですが、そういえば板長は以前、こんな事もやっていました。

ここは大阪の東住吉区にあった「串竹」という店で、いわゆる大阪名物の串揚げ屋さんです。ツボに入ったソースにどっぷり漬けるタイプよりは多少高級で、串焼き屋とは言ってましたが、外から見れば同じものですね。

天婦羅屋台ではありませんが、揚げものを串に刺してリーズナブルに提供するという意味では同じで、歴史は繰り返すというか何というか、巡り合わせの妙とでもいうべきか？

一応言っときますと、板長は大阪の辻調理師専門学校というところで和食の勉強をし、一流の料亭だのホテルだので修行を積んでいたのですが、どっかで道を踏み外し、気が付けばB級グルメバリバリの揚げ物屋の主人になっちゃってたというわけですね^^;

結局そういう人間ですから、基本はしっかりしているものの、創作和食系のこねくり回した料理はあまり好まず、シンプルイズベストな考え方で、明らかに現在の当店の料理にも反映されています。

良い食材を、最低限の調理法で、素材の持ち味を壊すことなく、出来たてでご提供する。
和食の基本です。

これが花長園の料理、板長の料理です。

ま、残念な兄がいるのが悩みどころでしょうが、とりあえずこの3年半ほどで、板長の理想とするところに一歩一歩着実に近づいてはいるようで、それは口コミでのお客様のご評価にも確実に現れており、有り難い限りです。

こちら、当店で一番人気のプランとなります。よろしければ。