宿番号:340877
HOTEL&RESIDENCE南洲館のお知らせ・ブログ
ギョ!魚!漁!ひったまぐっどぉ〜
更新 : 2010/7/5 22:35
九州で一番目に発足した「鹿児島市中央卸売市場魚類市場」。
関係者のみの立ち入りだったこの市場が、7月より、一般の人にも開放されます。
眠い目をこすりつつ迎えた朝6時半。
すっかり明るくなった夏の鹿児島は、ほどよい気温でもあります。
HOTEL&RESIDENCE 南洲館より車で約10〜15分。港町の様相そのままに出現するさかな市場。
一般の方お断りの看板が立つ入口を入り、事務所への手続きが終われば、いざ!競り場所へ!!
潮風の漂う敷地内は、至る所に魚が置かれています。
水揚げされたばかりの魚。見たこともない魚。大きなものから小さなものまで、魚さかなサカナ…。
「魚類の宝庫」ともいわれる鹿児島市魚類市場は、本当に様々なお魚が水揚げされてきます。
「カランカランカラン…」の鐘の音と威勢のよい掛け声。
手の平サイズの黒板を片手に、めいめいが掲げる希望の金額。
あらよあらよと言う間に成立する並べられた魚さかなサカナ…。
ここそこを歩く見ず知らずの人との会話も新鮮です。
季節や天候に左右されますが、今の時期は通常6時〜9時頃までは競りを見ることができます。
数多く水揚げされた場合、昼前まで続くこともあるそうです。
一歩陸側に続く屋内には、各々の商店が広がっています。
仕入した魚をさばく光景は一見の価値がありますし、魚に負けじと存在感を発揮する貝類もまた、見ごたえがあります。
売店の向かいにある食堂も、新鮮な魚を使う料理で人気です。
個性豊かな3軒の食堂。
ひそかに不思議なメニューがあるのは、魚に飽きた人向けのものなのかもしれません。
水族館が様々な魚の生態観察の場であれば、魚類市場は「旬の魚の博物館」。
それぞれの時期に応じて、海の状態に応じて、届く魚は変わります。
日によってはお目当ての魚に出会えないかもしれませんが、それもまた日々変化する市場ならでは。その時その時を楽しむのもいいものではないでしょうか。
この夏、鹿児島観光に、食事情の勉強に、気分転換に、是非出掛けてみてはいかがですか?
もちろん、お子様との参加も大歓迎です。食卓に届く魚の現場に、夏休みの自由研究の題材に、お気軽にお立ち寄り下さい。
詳細は、099-226-8188
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