琴平花壇の庭園には、今を盛りにと桜が満開です。
染井吉野、枝垂桜、八重桜、牡丹桜・・・・・・。
そして、一本だけですが、淡い桜色の染井吉野に混じり、
淡緑黄色のうこん桜が咲いています。
前者に若武者が似合うように、後者には可憐な乙女を思
います。琴平花壇にお越しの際は是非、ご覧下さい。
ところで、金刀比羅宮境内には境内で発見された事から
「琴平（ことひら）」と名づけられた桜の原木があるのを
ご存知ですか？
「琴平」は山桜系の桜で、花は微淡紅色で、開花が進むに
つれて白色となります。
以前盗木されたため、特に原木の案内はございませんが、
参拝の折には探して見るのもいいかもしれません。
また、4月10日には金刀比羅宮で、春恒例の「桜花祭」が
行われました。
残念ながら雨のため、桜の枝を手にした巫女らが大門から
本宮まで歩く行列は中止となり、本宮で祭典のみが行われ
ました。それでも、厳かな雰囲気の中、伝統装束に身を包
んだ神職や巫女が優雅な舞を奉納すると、数多くの参拝者が
カメラのシャッターを切っていました。