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宿番号:340881

創業400年、名だたる文人墨客も逗留した四季薫る庭園の温泉宿

ハイクラス

こんぴら温泉郷
JR琴平駅徒歩約15分(無料送迎有)善通寺ICより7km。高松空港より車約35分

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  • 竜伝説と「ゆる抜き」

    更新 : 2008/5/16 21:52

    琴平町の隣に位置するまんのう町に、かんがい用のため池
    としては日本最大を誇る満濃池があります。
    この満濃池には竜の伝説があるのをご存知ですか?
    昔、満濃池の水底には、竜が住んでいたという。
    その竜が蛇に身を変えて日光浴をしていたところ、近江の
    国の天狗がやって来て、その爪で蛇を捕まえて空へと舞い
    上がり、その蛇を住処へと持ち帰り、狭い洞窟へと押し込
    めた。さらにこの天狗は、手に水瓶を持った比叡山の僧を
    さらい、同じ洞窟へと運んできた。水のない場所で死の危
    機に瀕していた蛇(竜)は、僧の持つ水瓶の水で息を吹き
    返し、洞窟を破って外に飛び出すことができました。
    そして、竜は僧をお寺へと戻してやり、京都の町で僧に化
    けていた天狗を踏み潰したという伝説です。
    これは、“水の大切さ”を伝える伝説でもあります。
    香川県は、山が浅く、河川が少なく、しかも雨量も少ない
    ので、古くから灌漑用水を得ることが困難でした。それを
    補ってきたのが、満濃池をはじめ、数多くの「ため池」な
    のです。
    そのため、竜伝説でも”水の大切さ”を教えているのだと
    思います。
    間もなく、田植えシーズンを迎えますが、毎年6月13日、
    香川の田植えシーズンの到来を告げる「満濃池ゆる抜き」
    が行われてます。
    「ゆる」とは池の取水栓のことで、水門を開くと毎秒4tの
    農業用水が放水され、讃岐平野の田植えが一斉に始まり
    ます。このゆる抜きの音と堤防下に整備された「ほたる
    見公園」のせせらぎは「満濃池のゆるぬきとせせらぎ」
    として日本の音風景100選にも選定されています。
    毎年、この「ゆる抜き」をご覧に数多く方が来られます。
    皆様も是非、一度ご覧下さい。

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