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まんのう町の伝統芸能が世界へ
更新 : 2009/6/21 1:25
まんのう町の佐文地区に伝わる雨ごい踊り「綾子踊り」が、国連教育科学
文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産リストに登録される見通しになった
そうです。
歌舞伎調の地唄に合わせて少なくても70人の規模で披露するスケールの
大きな雨ごい。このうち小中学生12人はアヤメを付けた花笠と着物姿で
女装し、あでやかに舞う。
綾を美しく象徴したとされ、綾子踊りに欠かせない存在です。
綾子踊りは、村の「綾」という女性が僧侶に教わり踊ったところ、恵みの
雨が降ったことから伝わったとされ、その僧侶は弘法大師空海との言い
伝えもあります。
現在は、2年に1度、8月下旬か9月上旬の日曜日に佐文の加茂神社に奉納
されます。
昨年の8月に奉納されたので、次回は来年の予定です。