金刀比羅宮最大の祭事・例大祭が明日から始まります。
毎年10月9日〜11日の3日間にかけて齋行いたします。10月9日午後
4時から、御本宮において宵宮祭が祭行され、「八少女舞」が奏進
されます。
翌10日午後9時、ひときわ目を引く御神幸（おみゆき）が始まります。
御本宮から琴平花壇の前の御旅所へと約2キロの道程を行く「渡御」
です。金色の御神與・乗馬の男頭人・駕籠の女頭人を中心に約500名
の行列が進みます。まさに、平安絵巻さながらの古式ゆかしい御神
與渡御です。
琴平では古くから「おさがり」と呼ばれています。
沿道はたくさんの参拝者や見物客で賑わいます。
深夜、御旅所では、行宮着御祭（あんぐうちゃくぎょさい）が行われ、
管弦の響きにつれ大和舞が奏進されます。
翌朝、11日午前10時から献馬式行われ、続いて東遊が奏進されます。
午後2時からは、「金刀比羅舞」が奏進されます。これは一人で舞う
優雅な女舞です。午後4時には「八少女舞」を奏進して、還幸祭
(かんこうさい）が執り行われます。

フロント　中西