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鹿児島の黒酢ってどうなの?
更新 : 2014/2/22 17:05
ここは、霧島市の気合のはいった黒酢紹介文でどうぞ♪
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壷づくり純米黒酢(壷で作られるので壷酢ともいう)のことです。黒酢は霧島市特産品の優等生です。この酢は江戸時代(約200年前)より今日まで同じ製法を守って造られています。
この酢は古くから伝わる「アマン壷」(鹿児島弁で酢のことをアマンといいます。)と呼ばれる薩摩焼きの壷の中で、蒸し米と麹、天然のわき水だけを原料に、一年から三年じっくり発酵・熟成してできあがります。熟成の過程で、酢の色は深みのある琥珀色に変わり、さらにまろやかさとコクが加わります。その色から「黒酢」と呼ばれるわけです。
「アマン壷」はまさに魔法の壷です。「アマン壷」に麹と蒸し米、天然のわき水を入れて、天然の気候の中に置くだけで、なぜか複雑な酢造りの過程がスムーズに行われてしまうのです。
「アマン壷」の中では、仕込みから発酵完了まで、乳酸菌、酵母、酢酸菌が絶妙のバランスで増減して、酢づくりの三段階(糖化・アルコール発酵・酢酸発酵)の過程がゆるやかなカーブを描くように重複し、自然に行われています。
このような複雑な発酵がスムーズに行われるには、「アマン壷」の材質や大きさ、それに霧島市の気候が欠かせません。
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