まだまだ雪の残るトマムですが、
この１週間で、ずいぶんと土が顔を出しました。

そして、土の上にはふきのとう。
あちこちに、元気に顔をだしています。


私が通っていた小学校は京都府の南の方でしたが、
国語の教科書に「ふきのとう」の話があったのを今でも覚えています。

まだ雪が残る春のはじめ、竹やぶの雪のしたから、
「よいしょ　よいしょ　おもたいな」
「よいしょ　よいしょ　そとがみたいな」
一生懸命ふんばって、背を伸ばして、顔を出すふきのとうの話。

当時の私もそうでしたが、
「ふきのとう」って何だろう？と思う子ども達、多かったんじゃないかなぁと思います。
（あの素敵な詩、まだ教科書に載ってるかなー）


それがトマムでは、こんなに身近にある。
見渡せばたくさん顔を出していて、なんと採って食べることまでできる！！！

不思議な感じです。


アスファルトばかり眺めてしばらくふきのとう見ていないなぁという皆様！
北海道の真ん中へ、ぜひ遊びに来て下さいね。

今の季節は、雪のしたから、
白樺や雪と会話をしながら春風を待つふきのとうが、
ここそこに見られます。