6日間にわたって開催された芦ノ湖夏まつりウィーク、そのクライマックスを飾るのが8月5日の「鳥居焼まつり」です。
この日、湖上に浮かべた2基の大鳥居を燃やし、その火影を湖面に映して龍神へと捧げ、龍神の怒りを鎮めるという伝説に基づいた荘厳な祭事が行われます。
燃え上がる鳥居の炎と夜空を彩る打ち上げ花火が芦ノ湖に映り込む光景は、まさに夏まつりのフィナーレにふさわしい幻想的な美しさです。

芦ノ湖夏まつりウィーク6日目（最終日）
「鳥居焼まつり花火大会」
・打上げ開始時間：20時00分
・打上げ場所：箱根湾
・打上げ数：約3,500発

06:00　朝御饌祭(箱根神社)
＜大御輿渡御＞
09:15　遷御祭(箱根神社)
09:30　発輿祭(箱根神社)
09:45　渡御出発(箱根神社)
10:15　お旅所祭(芦之湯)
11:00　お旅所祭(湖尻)
18:50　鳥居焼祭(駒形神社)
19:30　献火行列(駒形神社〜箱根町内)

＜鳥居焼まつり＞
13:30　鳥居清祓
19:45　鳥居点火式

20:00　＜鳥居焼まつり花火大会＞(箱根)

鳥居焼まつり
昔、湖を汚した里人の行いに怒った龍神が、疫病をもたらし、この災いを鎮める為、里人建は鳥居を焚き、その炎が湖面に映る火影を龍神への捧げ物としたそうです。そんな伝説に由来するのが「鳥居焼まつり」。駒形神社での祭事後、御神火により湖上の鳥居のひとつに火が灯され、幻想的な炎が夜の湖を彩ります。