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宿番号:341386

【文化財の宿】貸切風呂無料 ◆ 万葉公園2分、美術館5分で散策便利

湯河原温泉
JR東海道線湯河原駅下車バス13分、タクシー5分。 西湘バイパス石橋ICから20分。

木の温もりと貸切露天風呂のある宿 伊藤屋のお知らせ・ブログ

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    *奮闘中*

    更新 : 2011/11/15 22:39

    いつもはおすすめのイベントや、
    当館の出来事をお知らせすることの多い「伊藤屋便り」。

    今日は珍しく働く者の声、「最近花を活けだした裏方」版を。
    よろしければ、お読みくださいませ。

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    なるべく庭や山に咲いていたときの様子がお客さまに伝わるようにと
    心がけていますが、花材があっちを向いたりこっちを向いたり。
    なかなか思うように花瓶におさまってくれません。

    お店で買った物ではなく、自然の物を使っているので当然なのですが…。

    「早くしないとお客さまが到着されてしまう!」と焦ることもしばしばです。
    でも面白いもので焦れば焦るほど、花びらを散らしたり茎を折ってしまったり。
    お花というのは気もちにゆとりがないと、上手に活からないのですね。

    お花を活けるのは、難しいです。でもまれに「良しっ」と思うように仕上がる時が
    あってその達成感はたまりません。(自己満足になってしまいますが…。)

    そんな時は花器を館内各所に運ぶときの足取りも心も軽やかです。
    こんな瞬間があるから、お花を活けるのは辞められません。
    それでお客さまが喜んでくだされば、それはますます幸せなこと。

    館内を歩きながら、女将やお花を習っていた仲居さんの作品を
    気を付けて見ます。街でもお花の活かっている場所があると、
    ちょっと足を止めて研究するようになりました。

    「女将〜…」と泣きついたり、手直ししてもらうことがまだまだ続くと思います。
    (全く同じ花でも、女将がひょいと向きを変えただけで急に
    生き生きとして見えるのです。不思議です。)

    一日も早く、お客さまが和んだり微笑んだりしてくださる活け方ができるよう
    日々研鑽してまいります。これからもよろしくお願いいたします。

    (写真は庭のほととぎすです。)

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