宿番号:341389
奥伊香保 旅邸 諧暢楼(かいちょうろう)のお知らせ・ブログ
【令和7年 弥生〜卯月の献立】
更新 : 2025/4/1 14:47
梅の花が見ごろになりました。
温かい陽気につられ、箕郷梅林で紅梅・白梅、河津桜に菜の花と贅沢な花実を楽しんでまいりました。
今月のお料理は、桜鯛や鰆などまさに春の訪れを感じられるものばかり。
料理長は毎回どれもお薦めだとおっしゃってくださいますが
今月は特に、お造りをおすすめくださいました。
桜鯛、春を告げる魚、と書かれる鰆、そして紀州の本鮪。
料理長特製のバージンオイルで味わっていただくとまた格別です。
春の旬魚に合わせ、さわやかな大吟醸、限定品の「磯自慢 スプリング&サマー」をコーディネイト。
飲み進めると、強すぎず弱すぎず、その柔らかな旨味と程よい酸が心地よい、
まさに春におすすめの1本です。
そして、ソムリエからのおすすめの1本は、Gruner Veltliner グリューナー・ヴェルトリーナー 2020
オーストリアを代表するワイン生産者であるニコライホーフ。
段丘の畑から収穫したグリューナー・ヴェルトリーナー100%。
1ヶ月間発酵させた後、大樽で6ヶ月間熟成した1本。
白コショウなどのスパイスを思わせる香り、柑橘系やリンゴの果実味も特徴があり
先付うすい豆、ヤリイカ、アイナメにも良く合いました。
すっきりした飲み心地で、お料理の始まりには最適です。
同じ白ワインでも、八寸とコーディネイトしたCervaro Della Sala チェルヴァロ デラ サラ 2021
はシャルドネを主体とし、グレケットを少量ブレンドした1本で、イタリアワインの中でも群をぬく
バランスの良い1本。モンラッシェを意識し、長期熟成を目指したワインです。
全く味の異なる2本のワイン、どうぞお食事とのペアリングはもちろん
それぞれの味わいを飲み比べてお愉しみください。
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