つい先日、ドナー登録申込書というものが自宅に届いた。
見覚えのないものだし、私には一生関わる事のないものだと思っていた。

しかし、封筒をよく見たら宛名は「妻の名前！？」

ドナー登録、言葉はなんとなく解っているつもりだけど、
詳しい事は妻に話される前には知る由もない。

ドナー登録とは…30万人のドナー登録があれば、骨髄移植を希望する患者さん
の約9割の方に「明日を夢みる希望」を届けることができる。との事。

ドナー登録できる方の条件
○年齢が18歳から54歳までの健康な方
○骨髄提供の内容を十分に理解している方
○体重が男性で45Kg、女性で40kg以上の方

私の考えは…
もし適合して、それで人の命が救えるって事は、本当にウレシイのですが
実際に入院期間あったり、全身麻酔があったりと
こちらの日常生活に支障をきたすことを考えてしまう。
顔見知りの身内だと話は別ですが自分や仕事を犠牲にしてしまう。と思った。

しかし、妻からの返事は私が予想もつかない言葉だった・・・。

「世の中には苦しんでいる人、生きたいと思う人がいれば私は少しでも
その人の助けになりたい」と言った。

臓器の提供は配偶者や子供はもちろん、宗教的な問題。色んな意味で
個人の意思を尊重しないといけない。けれども、そこまでして…と思うのは
私だけでしょうか？

色んな意味で考える一夜を過ごしました…。