2024年10月24日(木)、心斎橋の名物ビルBIG STEPの4階にあった映画館「シネマート心斎橋」さんが惜しまれつつ閉館。
他の劇場では上映されない韓国・香港・インド映画など、アジアの作品に強い映画館としてファンの皆さんに愛されていたシアターだけに、「閉館は寂しい」という声が溢れていました。

しかし、その2か月後―
2024年12月13日に、同じ場所に再び映画館が復活しました！
映画制作も手掛ける「木下グループ」直営の「kino cinema心斎橋(キノシネマしんさいばし)」さんとして、新たに生まれ変わったのです。

短期間の閉館期間だったにも関わらず、館内のシートは全て新しく交換。
パリの街をイメージした館内に改装され、ドリンクは映画館では珍しいドリンクバーで提供されるなど、心斎橋の街にピッタリなオリジナリティ溢れる映画館に変身しました。

上映作品も「シネマート心斎橋」時代の編成を良い意味で引継ぎ、1月は韓国映画5本が上映されるなどアジア映画ファンの心を早くも掴んでいます。
系列の「kino cinema神戸国際」さんでは、インド映画の現地公開同時自主上映（日本在住インド人と熱烈な日本人インド映画ファンを対象とした英語字幕のみの自主上映）など、ニッチなイベントも開催されていますので、今後心斎橋でも「普通の映画館とは一味違う」上映が色々と展開されると期待されます。

心斎橋ではキノシネマさんの他にも、心斎橋駅すぐのPARCO内にある「シアタス心斎橋」さんにも要注目。
各シアターに寝そべって鑑賞できる「コンフォートシート」が設置されていたり、たった9席だけの贅沢空間「グランシアタ―」があったりと、こちらもワクワク感満載の映画館です。
現在、昨年の南インド・テルグ語映画の大ヒット作【カルキ2898-AD】が絶賛上映中で、キノシネマさんに負けない多彩なアジア系作品が紹介されています。

心斎橋と言えばインバウンドの街―、というイメージが定着してきましたが、実はゆったりアジア映画が鑑賞できる穴場シアターが２つもある意外な側面もあります。
しかも両映画館とも当ホテルから徒歩10分以内！
お時間に余裕がありましたら、是非ご宿泊の合間に映画鑑賞もオススメです。
各シアターの詳しい場所などは、フロントでお気軽にお尋ねくださいね。


●kino cinema 心斎橋
大阪市中央区西心斎橋1丁目6−14 アメ村 ビッグステップ4階
※当館から西へ徒歩約10分